米国映画

クリント・イーストウッド主演、セルジオ・レオーネ監督の「続・夕陽のガンマン/地獄の決斗」

クリント・イーストウッド、セルジオ・レオーネ監督コンビの3作目。マカロニ・ウェスタンとしては大作の「続・夕陽のガンマン/地獄の決斗」。「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」の大成功の余勢をかって、イタリア・米国の合作。1966年製作で、日本公開は19…

ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォードの「明日に向って撃て!」

ロバート・レッドフォードを大スターの仲間入りさせたウェスタンのプログラムがこちら... ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード、キャサリン・ロス主演、ジョージ・ロイ・ヒル監督の「明日に向って撃て!」。1969年の製作で、日本公開は1970年(昭…

オードリー・ヘップバーン、グレゴリー・ペックの名作「ローマの休日」

今日、WOWOWでも放映していたオードリー・ヘップバーンのデビュー作にして、ロマティック・コメディの古典。主演はグレゴリー・ペックで、監督はウィリアム・ワイラーで、ローマ現地ロケというハリウッド黄金期の映画。1953年製作で、日本公開は1954年(昭和…

S・ボイド、R・ウェルチ主演、R・フライシャー監督の古典「ミクロの決死圏」。SF映画の古典です

ミクロ化された人間が治療のために人間の体の中に入るという空想科学映画の古典「ミクロの決死圏」。日本公開は1966年(昭和41年)です。そのプログラム... 体内がアートです。この映画、SFであると同時に、治療チームの中にスパイがいるというところで、SF…

チャールトン・ヘストン主演の元祖「猿の惑星」

いまや「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」(2011年)にまで連なる大シリーズとなった映画の第1作目、チャールトン・ヘストン主演、リチャード・J・シャフナー監督の「猿の惑星」の日本公開は1968年(昭和43年)でした。で、そのプログラムの表紙... 宇宙船…

スティーブ・マックイーン主演、ジョン・スタージェス監督の「大脱走」

スティーブ・マックイーンといえば、まずは、この映画... 1963年(昭和38年)日本公開の「大脱走」のプログラム。イラストがレトロな感じです。アクション映画が得意なジョン・スタージェス監督の作品で、マックイーンのほか、ジェームズ・ガーナー、チャー…

新宿・蠍座の「ATG洋画・回顧上映」

新宿文化や日劇文化などのアート・シアター・ギルド(ATG)系の映画館では、ATG製作・配給の日本映画だけではなく、海外のアート系作品が上映されていました。いまのミニシアターの元祖ですね。というわけで、新宿文化の地下にあったアンダーグラウンド蠍座…

映画の特別鑑賞券「女王陛下の007」「ジョニーは戦場へ行った」「ラムの大通り」

発掘された映画の特別鑑賞券をアットランダムに。まず、こちら... ご存知、ジェームズ・ボンド、007シリーズの第6作「女王陛下の007」。ボンド役は、ショーン・コネリーから初めての交代で、ジョージ・レーゼンビー。でも、この2代目、この1作だけで消えてし…

昭和11年、マルクス・ブラザースの「オペラは踊る」の帝劇・次週封切予告と、1930年代の3D映画!

マルクス・ブラザース(マルクス兄弟)の最高傑作としして知られるのが「オペラは踊る」。1935年の製作で、日本公開は1936年(昭和11年)。上映館は帝劇だったが、その次週封切予告チラシを発掘... これが表紙で、左からチコ、グルーチョ、ハーポですね。で…

昭和13年の「SHOWAKAN NEWS」。表紙はチャップリンの「モダン・タイムス」

松竹系の映画館「昭和館」の昭和13年(1938年)3月の会報的チラシ「SHOWAKAN NEWS」。三つ折になっていて、表紙はこちら... チャップリンの「モダン・タイムス」。隣の女性は当時夫人でもあったポーレット・ゴダード。「春の逃げ水」と同時上映とあるが、開…

新宿にあった小さな小さな名画座「シネマ新宿」の1971年春のラインナップ

シネマ新宿といっても、今の「角川シネマ新宿」ではなくて、伊勢丹の向かいのビルの地下にあった小さな名画座「シネマ新宿」の1971年(昭和46年)4〜5月のチラシ... 四つ折りすると、名刺大となり、定期入れや名刺入れに収まるコンパクトなお知らせ。左上に…

UAシネメイトの割引券「真夜中のカーボーイ」「経験」「夜霧の恋人たち」

昔、映画配給会社には映画ファンクラブみたいなものがあって、会報やら特別鑑賞割引券やら試写会の件やら送られてきた。そんな時代のものの一つ。ユナイテッド・アーティスト(UA、ユナイト)がつくっていたクラブの会員に配られていたハガキ大の「UAシネメ…

シドニー・ポワチエ、ジョアンナ・シムカスの「失われた男」

1969年(昭和44年)製作の映画。ジェームズ・メイソン主演、キャロル・リード監督の英国映画「邪魔者は殺せ」(1947年の作品で日本公開は1951年)のリメイク。原作は北アイルランドが舞台で、IRAを思わせる組織の活動家が主人公だったが、「失われた男」では…

銀座・並木座の「リクエスト選集」1971年春。表紙は高倉健、藤純子主演「死んで貰います」

昔々、レンタルビデオやDVDの前の時代、今のようにシネコンで昔の映画を上映したり、BSやCSで映画チャンネルが花盛りになる前の時代、街には旧作を中心にアートな映画、カルトな映画を上映する名画座と呼ばれる映画館があった。どのようなラインナップを組む…

ロバート・レッドフォードの「大いなる勇者」。監督はシドニー・ポラック

ロバート・レッドフォードの西部劇というと、出世作の「明日に向かって撃て」だが、西部の神話的人物を演じた、この映画も良かった。1972年(昭和47年)の公開。 ゴテゴテと宣伝文句が入らず、シンプルで美しいデザインのチラシ。裏は、こんな感じ。 解説と…

グレゴリー・ペック主演、ロバート・マリガン監督の「レッド・ムーン」

「アラバマ物語」で組んだグレゴリー・ペック主演、ロバート・マリガン監督のウェスタン。1968年製作で、1969年(昭和44年)の日本公開。 インディアン(ネイティブ・アメリカン)を追い、追われ、という話だが、ペック=マリガンというリベラルなコンビの映…

ステイシー・キーチ、フェイ・ダナウェイ主演、フランク・ペリー監督の「ドク・ホリディ」

ワイアット・アープとドク・ホリディといえば、西部劇のヒーローの定番。普通はアープを主人公にするのだが、アメリカン・ニューシネマの時代には、ひとひねりして斜めから見るのが一般的だったから、この映画の主人公はドク・ホリディ。 1972年(昭和47年)…

ヒッチコックの「トパーズ」

1969年製作、1970年(昭和45年)に日本で公開されたアルフレッド・ヒッチコック監督のスパイスリラー。そのチラシがこちら... 007をはじめ、スパイ映画全盛期で、その流れに乗ったもので、裏には、ストーリーが詳細に書いてある。 日比谷にあった有楽座のチ…

70年代反体制文化の代表作の映画鑑賞券。「イージー・ライダー」「if もしも...」「時計じかけのオレンジ」

1960年代末から70年代にかけては、世界中の先進国で学生運動の嵐が吹き荒れ、反体制文化が各アートシーンを席巻した。そんななかで映画でも表現形態であったり、テーマであったり、カウンターカルチャーの象徴となるカルト的な映画が生まれた。そんな時代の…

ローレンス・オリビエ、マイケル・ケインの「探偵スルース」

ローレンス・オリビエ、マイケル・ケイン主演「探偵 スルース」。ウィキペディアによると、1972年(昭和47年)の製作で、日本公開は翌1973年(昭和48年)の米国・英国合作の映画。 監督はジョセフ・L・マンキーウィッツ。ちらしの作りもオーソドックです。ち…

デビッド・リーン監督の「ドクトル・ジバコ」

「アラビアのロレンス」など壮大なスケールの作品を創造してきたデビッド・リーン監督によるロシア革命を舞台にした文芸大作。原作はロシアの作家、ボリス・パステルナーク。監督は英国人で、米国とイタリアの製作というグローバルな映画なのだが、とりあえ…

ジョン・ウェインの「勇気ある追跡」

ジョン・ウェインがアイパッチの保安官役で、アカデミー主演男優賞をとった「勇気ある追跡」。原題は「TRUE GRIT」。1969年(昭和44年)の日本公開。チラシは2つ折りで、これは表紙にあたる部分。 「やったぜ!アィ・パッチ!」というコピーが時代を感じさ…

スティーブ・マックィーン、フェイ・ダナウェイの「華麗なる賭け」

こちらはスティーブ・マックィーン、フェイ・ダナウェイ主演、ノーマン・ジュイソン監督の「華麗なる賭け」。原題が「The Thomas Crowns Affair」。1968年(昭和43年)公開の映画。 左上にある「NOWな感覚」というところが、とっても時代を反映していて、レ…