S・ボイド、R・ウェルチ主演、R・フライシャー監督の古典「ミクロの決死圏」。SF映画の古典です

 ミクロ化された人間が治療のために人間の体の中に入るという空想科学映画の古典「ミクロの決死圏」。日本公開は1966年(昭和41年)です。そのプログラム...

 体内がアートです。この映画、SFであると同時に、治療チームの中にスパイがいるというところで、SF+スパイ+サスペンスという形になっていました。この内部に裏切り者がいるというパターン、「エイリアン」とか、SFではお決まりの一つかもしれません。
 で、出演者の紹介のページ...

 スティーブン・ボイドさんは「ベン・ハー」にも出ているマッチョなスター俳優。ドナルド・プリーゼンスさんは「大脱走」とか「007は二度死ぬ」とか、この当時、脇役の売れっ子でした。他にも渋井演技派の脇役陣を揃えています。手堅いです。でも、この映画の出演陣で言うと、何といっても、当時売り出し中の新人グラマー女優のラクウェル・ウェルチさんでしょう。この映画で注目を集め、この次に出た「恐竜100万年」でブレークします。1960年代のセックスシンボルの一人です。
 最後に裏表紙は、こんな感じ。

 表は青、裏は赤。静脈、動脈なんでしょうか。裏の表紙はイラスト調です。
 で、SF映画の古典として、DVDになっています。