映画チケット

ショーン・コネリーがちょっと太めのボンドだった「007 ダイヤモンドは永遠に」

007シリーズの第7作。第5作の「007は二度死ぬ」を最後にジェームズ・ボンド役から引退かといわれ、第6作の「女王陛下の007」はお休みしていたショーン・コネリーが戻って来ました。それが、この映画。 1971年(昭和46年)公開の「007 ダイヤモンドは永遠に」…

松本清張の推理小説の映画化といえば、この映画。野村芳太郎監督の「砂の器」

松本清張の推理小説は映画やテレビになっているものが多いですが、その中でも傑作として評価が高い映画といえば、こちらでしょう。 1974年(昭和49年)製作の「砂の器」。その公開時のプログラムの表紙です。監督は野村芳太郎。脚本は橋本忍と「男はつらいよ…

クロード・ルルーシュ監督が死刑制度を批判した「愛と死と」

「男と女」の世界的な大ヒットでブレークしたクロード・ルルーシュは、ロマンティックな題材を好む技巧派の監督というイメージがありますが、その一方で、オムニバス映画の「ベトナムから遠く離れて」に参加したり、社会派としての顔も持っています。そんな…

昭和48年、観客動員数2位の映画は池田大作原作・橋本忍脚本・舛田利雄監督の「人間革命」

ともあれ、こちらの特別鑑賞券... 創価学会の礎を築いた前会長、戸田城聖氏の生涯を描いた池田大作会長の小説の映画化であります。歳がわかってしまいそうですが、学校に熱心な信者の友だちがいて、連れて行かれました。映画は好きだったので見に行きました…

マーク・レスター、トレイシー・ハイドの「小さな恋のメロディ」

本国・英国はもちろん、世界のどこよりも日本で大ヒットした映画(というか、英国でも米国でもそれほど受けず、日本で大化けした映画)。1971年(昭和46年)製作・公開の「小さな恋のメロディ」。そのプログラムの表紙... 映画館は有楽町にあったニュー東宝…

ハリウッド大コケ映画史に残るエリザベス・テイラー主演「クレオパトラ」

ディズニー映画の「ジョン・カーター」が歴史的な大コケを演じて、話題になっていますが、ハリウッドの大コケ映画史を振り返ったとき、必ず出てくる映画が、マイケル・チミノ監督の「天国の門」と、エリザベス・テイラー主演、ジョーゼフ・L・マンキウィッツ…

映画の特別鑑賞券「女王陛下の007」「ジョニーは戦場へ行った」「ラムの大通り」

発掘された映画の特別鑑賞券をアットランダムに。まず、こちら... ご存知、ジェームズ・ボンド、007シリーズの第6作「女王陛下の007」。ボンド役は、ショーン・コネリーから初めての交代で、ジョージ・レーゼンビー。でも、この2代目、この1作だけで消えてし…

UAシネメイトの割引券「真夜中のカーボーイ」「経験」「夜霧の恋人たち」

昔、映画配給会社には映画ファンクラブみたいなものがあって、会報やら特別鑑賞割引券やら試写会の件やら送られてきた。そんな時代のものの一つ。ユナイテッド・アーティスト(UA、ユナイト)がつくっていたクラブの会員に配られていたハガキ大の「UAシネメ…

ゴダールの「プラウダ(真実)」「ブリティッシュ・サウンズ」チケットと字幕の手引き

1971年(昭和46年)11月3日から12月14日まで新宿「アンダーグラウンド蠍座」で開催された「ゴダール・マニフェスト」企画の「プラウダ(真実)」「ブリティッシュ・サウンズ」の映画チケットが出てきた http://bit.ly/HSBSDn">*1。 手作り感覚のチケットです…

岡田裕介主演「赤頭巾ちゃん気をつけて」の試写会はがき

いまは東映社長で、日本アカデミー賞でお見かけする岡田裕介さんの映画デビュー作であり、主演作である「赤頭巾ちゃん気をつけて」の試写会のハガキ。 1970年(昭和45年)の公開。69年の東大安田講堂事件当時の日比谷高校の生徒を主人公にした庄司薫さんの小…

70年代反体制文化の代表作の映画鑑賞券。「イージー・ライダー」「if もしも...」「時計じかけのオレンジ」

1960年代末から70年代にかけては、世界中の先進国で学生運動の嵐が吹き荒れ、反体制文化が各アートシーンを席巻した。そんななかで映画でも表現形態であったり、テーマであったり、カウンターカルチャーの象徴となるカルト的な映画が生まれた。そんな時代の…