スティーブ・マックィーン、フェイ・ダナウェイの「華麗なる賭け」

 こちらはスティーブ・マックィーンフェイ・ダナウェイ主演、ノーマン・ジュイソン監督の「華麗なる賭け」。原題が「The Thomas Crowns Affair」。1968年(昭和43年)公開の映画。

 左上にある「NOWな感覚」というところが、とっても時代を反映していて、レトロな感じ。右端の「男が燃え、女の哀調がむせび泣くーー」とは、ずいぶん演歌調だなあ。フェイ・ダナウェイのイメージとは、かけ離れているような...。映画の雰囲気とまるで違うところがなかなか面白い。裏はこんな感じ。

 スタンプを見ると、千葉県・JR本八幡駅前にあった今はなき「八幡スカラ座」のチラシだとわかる。公開時ではなく、リバイバルか何かのときのものかもしれない。こちらはDVDでも、ブルーレイディスク(BD)でも出ている。

 で、この映画、ピアース・ブロスナンレネ・ルッソの主演で「トーマス・クラウン・アフェアー」としてリメイクされている。
トーマス・クラウン・アフェアー [DVD]

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 このふたりも好きだけど、やはり、マックィーン=ダナウェイ版のほうが良かったなあ。ミシェル・ルグランによる主題歌「風のささやき(Windmills of Your Mind)」も美しい曲だった。

華麗なる賭け - Wikipedia => http://bit.ly/HwUTOP