昭和50年代

ギュンター・グラス原作、フォルカー・シュレンドルフ監督の「ブリキの太鼓」

1年3カ月ぶりの更新です。家の中から発掘されたチラシやプログラムはまだ大量にあるのですが、飽きやすいのと、ちょっと忙しかったのと、スキャンの面倒さなどで、ついブログを放ったらかしにしてしまいました。再び、デジタル保存意欲が湧いてきたので、…

昭和50年、三島由紀夫作品連続公演の完結編は「わが友ヒットラー」

昭和45年(1970年)11月25日、三島由紀夫は自衛隊市ヶ谷駐屯地で割腹自殺を遂げました。小説家の三島は優れた劇作家でもありました。そこで、命日にちなみまして、こんなプログラムを... 没後2年経った昭和47年12月から始まった三島由紀夫作品連続公演の完結…

寺山修司脚本・東陽一監督の「サード」のちらしは少年院の日課表付き

既にプログラムを紹介しておりますが*1、寺山修司脚本・東陽一監督の「サード」のちらしです。 銀座にあったATG(日本アート・シアター・ギルド)の上映館「日劇文化」の「近日ロードショー」ちらしです。上のプロフィール、そして下の走っている少年は、永…

永島敏行、森下愛子が初々しかった寺山修司脚本、東陽一監督の「サード」

数々の名作を送り出してきたATG(日本アート・シアター・ギルド)と幻燈社の提携作品です。 1978年(昭和53年)に公開された「サード」。監督は東陽一。脚本は寺山修司です。主演は、この表紙で海を眺めている永島敏行。そしてヒロインが森下愛子でした。ふ…

東欧民主化の胎動を予見したアンジェイ・ワイダ監督の「大理石の男」

いま開かれているサッカー欧州選手権「EURO2012」の舞台となっているポーランド*1。グダニスクにも、その会場のひとつがあります。そのポーランド、そしてグダニスクを舞台にした映画がこちら... 1977年に製作され、1980年(昭和55年)に日本で公開された、…

原田芳雄主演、黒木和雄監督、田原総一朗原作の「原子力戦争」

田原総一朗さんが書いた「原子力戦争」を原作にした黒木和雄監督の映画。1978年(昭和53年)の作品で、そのATG(アート・シアター・ギルド)のプログラムがこちら... モノクロに赤の「アートシアター」のロゴがオシャレです。題字の下に「原子力戦争」のタイ…