2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

リー・マーヴィンとジーン・ハックマンが激突したハーボイルド・アクション映画「ブラック・エース」

男臭い二人の対決です。 リー・マーヴィン、ジーン・ハックマン主演の「ブラック・エース」。1971年製作、1972年(昭和47年)日本公開。監督は後に「がんばれ!ベアーズ」(1978年)でブレークするマイケル・リッチーです。 スタッフ・キャストです。

フリーセックスの時代の愛−−ジャック・ニコルソン主演、マイク・ニコルス監督の「愛の狩人」

アメリカン・ニューシネマの時代の映画です。 1971年製作、1972年(昭和47年)日本公開の「愛の狩人」。監督は1967年に「卒業」で大ヒットを飛ばしたマイク・ニコルズ。出演者を見ると、トップはキャンディス・バーゲンで、次がジャック・ニコルソン。キャン…

美少女時代の和泉雅子が出ていた浦山桐郎監督の「非行少女」

今回は珍しいチラシです。ビデオカセット(VHS)やDVDが登場する前の時代、個人が映画をコレクションしようとする場合、8ミリか16ミリか、フィルムしかありませんでした。洋画は8ミリも結構ありましたが、邦画の場合はほとんど16ミリだったと思いま…

鶴屋南北の「盟三五大切を映画化した松本俊夫のATG映画「修羅」

ATGの映画のチラシです。 1971年(昭和46年)に公開された松本俊夫監督・脚本の「修羅」。松本俊夫はアヴァンギャルドな作風の監督で、この2年前、「薔薇の葬列」で長編映画デビューしました。「薔薇の葬列」は、ピーターのデビュー作でもあります。 さて…

村山知義演出、新協劇団の昭和13年演出作品「デッド・エンド」

発掘資料を久しぶりに引っ掻き回していたら、面白いものを見つけました。 保存状態が悪かったので、かなり劣化していますが、新協劇団の昭和13年(1938年)3月公演「デッド・エンド」のプログラムの表紙です。A4の紙を二つ折りした簡単なものですが、注目…

ここからシリーズ化が始まった。チャールトン・ヘストン、リンダ・ハリソンの「続・猿の惑星」

今も続くSF映画の人気シリーズです。 第一作「猿の惑星」から2年後の1970年(昭和45年)に公開された「続・猿の惑星」。ここに「猿の惑星」シリーズが始まります。日比谷映画劇場のプログラムの表紙です。 スタッフ・キャストと解説です。

フィルム・ノワールの巨匠、J・P・メルビル監督が対独レジスタンスを描いた「影の軍隊」

第二次大戦、ナチスドイツ占領下のフランスでのレジスタンス(抵抗)運動を描いた映画です。 1969年製作、1970年(昭和45年)日本公開の「影の軍隊」。東京日比谷・みゆき座のプログラムの表紙です。当時、みゆき座は基本的に女性映画のロードショー館だった…

大阪万博で評判になり、一般公開された美しく哀しいペルー映画「みどりの壁」

珍しいペルーの映画です。 1970年製作、1971年(昭和46年)日本公開の「みどりの壁」。ニュー東宝のプログラムの表紙です。この時代、銀座でペルーの映画が公開されていたのですね。 スタッフ、キャストと解説ページ...

チラシ、プログラムのデジタル化から3年。プログラムやチラシのスキャンに使うマシンも変わってきました

家の納戸の奥から発掘された映画のチラシやらプログラムを2012年4月からボチボチとスキャンしてデジタル保存し始めたのですが、当時使っていたのは、ScanSnap S300MとEPSON PX-1600Fでした。しかし、あれから3年。道具も変わりました。 映画のチラシには、こ…

京マチ子、司葉子、団令子、星由里子。美人女優競演の東宝映画「沈丁花」

日本映画がまだ多少は華やかであった頃の映画という感じです。 昭和41年(1966年)公開の東宝映画「沈丁花」。並ぶのは美人4姉妹を演じていた京マチ子、司葉子、団令子、星由里子の皆様(左から)。和装もなかなか良いものです。 表紙を開きますと...

アメリカン・ニューシネマの小品、バート・ランカスター主演の「泳ぐ人」

1960年代の後半から始まったアメリカン・ニューシネマの小品です。 1969年(昭和44年)公開の「泳ぐ人」。原題が「Swimmer」。ある日曜日の昼下がり、一人の男が自分の家まで帰り道にあるプールを一つひとつ泳ぎながら帰ろうと思いつき...という映画です。そ…

ギュンター・グラス原作、フォルカー・シュレンドルフ監督の「ブリキの太鼓」

1年3カ月ぶりの更新です。家の中から発掘されたチラシやプログラムはまだ大量にあるのですが、飽きやすいのと、ちょっと忙しかったのと、スキャンの面倒さなどで、ついブログを放ったらかしにしてしまいました。再び、デジタル保存意欲が湧いてきたので、…