クロード・ルルーシュの大出世作。アヌーク・エーメ、ジャン=ルイ・トランティニヤン主演の「男と女」
クロード・ルルーシュ監督は、この1作で世界的に大ブレークしました。
「男と女」、1966年(昭和41年)製作・日本公開のフランス映画ですが、この日比谷・みゆき座のプログラムは昭和47年(1972年)にリバイバル公開されたときのものです。
表紙を開きますと...
右にありますように、この映画、カンヌ映画祭グランプリ、アカデミー賞外国映画賞などなど、この年の賞を席巻し、世界中でヒットしました。ですから、その次のページは...
もう見開きで、クロード・ルルーシュ監督の紹介です。華麗な映像で、時代の寵児でした。この時代が映画作家の時代であったこともあるでしょうが、ともあれ、まずクロード・ルルーシュです。
そして、この映画の成功には、この人も欠かせません。
音楽を担当したフランシス・レイの紹介です。あの「シャバダバダ」という主題歌あっての「男と女」であり、フランシス・レイの音楽あっての映像美でもありました。ルルーシュ=レイという当時の鉄板コンビがここに誕生したわけです。ちなみに「白い恋人たち」も、この二人の作品です。
この映画、主人公がカーレーサーだったので、「プロダクション・ノート」の横には、こんな解説が...
グランプリというと、やはりF1ですので、これはちょっと違うのではないかと思いますが、そうしたツッコミは抜きにして、世界を代表するフランスのカーレース、ルマン24時間とモンテ・カルロ・ラリーです。この二つのレースに主人公は参戦しています。
そして、監督良し、音楽良し、といえども、この二人がいなかったら、ここまで成功しなかったでしょう...
男をジャン=ルイ・トランティニヤン、女をアヌーク・エーメが演じていました。絵になります。アヌーク・エーメ、大人の女性の色気といった感じです。
そして、キャスト・スタッフの紹介...
製作・監督・脚本・撮影がクロード・ルルーシュです。
そして裏表紙...
しっとりと男と女です。
さて、フランス恋愛映画の代表作ですから、当然、DVDになっています。
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