マックイーン、ダナウェイのスタイリッシュなクライム映画「華麗なる賭け」のプログラム

 一度、チラシを載せましたが、こちらはプログラムの表紙です。

 スティーブ・マックイーンフェイ・ダナウェイが共演した「華麗なる賭け」です。日本初公開は1968年(昭和43年)ですが、このプログラムは1972年(昭和47年)のリバイバル公開のときのものでした。今のようにDVDもブルーレイもない時代でしたから、ヒット映画は4、5年すると、ニュープリントで、またロードショーされていたんですね。

 で、監督の紹介です。

 監督はノーマン・ジュイソン。「真夜中の大捜査線」とか「屋根の上のバイオリン弾き」とか、当時、話題作・ヒット作をつくっていた人気監督だったので、マックイーンとコンビを組む事自体、ニュースなわけです。

 続いて、スタッフ、キャスト...。

 斬新な映像の映画ですが、撮影はハスケル・ウェクスラーだったんですね。「カッコーの巣の上で」とか「夜の大捜査線」も、この人のカメラで、解説にあるように「バージニア・ウルフなんかこわくない」でアカデミー撮影賞をとっています。音楽は、ミシェル・ルグラン。主題歌の「風のささやき」は名曲で、アカデミー主題歌賞をとりました。続いて、主要キャストの紹介...。

 マックイーンとダナウェイをメーンに、助演がポール・バークとジャック・ウェストンという組み合わせですが、強盗場面を除くと、あとはもう何と言ってもマックイーンとダナウェイの二人芝居のような印象の残る映画でした。

 で、ここまで選んだページのつくりが地味だったので、最後にカラーページをおまけに...

 やはり、マックイーンとダナウェイが絵になります。そして裏表紙。

 マックイーンです。本当はサンドバギーに乗っている場面とかにして欲しかったところですが...。

 この映画、ブルーレイもあります。

 ピアース・ブロスナンレネ・ルッソによるリメイクはこちら。 そして、以前アップした映画のチラシはこちらにあります。

★映画のチラシ:スティーブ・マックィーンフェイ・ダナウェイの「華麗なる賭け - 昭和の映画のチラシとエトセトラ => http://bit.ly/TjRSrh