三船敏郎、チャールズ・ブロンソン、アラン・ドロン主演の異色ウェスタン「レッド・サン」
三船敏郎演じるサムライが西部で活躍する異色のウェスタンです。しかも、マカロニ・ウェスタンならぬ、フレンチ・ウェスタンというか、多国籍ウェスタンです。
1971年(昭和46年)公開の「レッド・サン」。日本の三船敏郎、米国のチャールズ・ブロンソン、フランスのアラン・ドロンの3大スター共演。製作はフランス人で、監督は007シリーズで有名な英国人のテレンス・ヤングといった具合の多国籍軍です。女優陣も、スイス生まれのウルスラ・アンドレスに、フランス人のキャプシーヌとヨーロッパ・テイストでした。
三船敏郎あっての映画ですから、プログラムにも、三船敏郎のご挨拶があります。
本当に国際的な大スターだったわけであります。この映画が実現した背景には、フランスの日本大好き的ムードが背景にあったと思うのですが、チャールズ・ブロンソンも「さらば友よ」でドロンと共演していますし、この3人、フランス人好みの鉄板キャスティングだったのかもしれません。映画はフランス、日本、そして米国という順で公開されていきます。で、日本より一足先に公開されたフランスでの評判もプログラムでは紹介されています。
スチル写真も満載です。で、裏表紙は...
やはり、日本といえば、レッド・サンがイメージされるようです。
一時代を作った国際派スター3人の共演ですから、当然、ブルー・レイがあります。
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