チャールズ・ブロンソン主演映画の評価を決定づけたルネ・クレマン監督の「雨の訪問者」
「さらば友よ」で、主役級スターとしての注目を浴びたチャールズ・ブロンソンですが、その評価を決定づけたのは、「太陽がいっぱい」「禁じられた遊び」など数々の名作を送り出してきたフランスの名匠、ルネ・クレマン監督による、この心理サスペンス映画でしょう。
1970年(昭和45年)公開の「雨の訪問者」。日比谷にあった有楽座のプログラムの表紙です。脚本は「さらば友よ」と同じくセバスチャン・ジャンプリゾ。フランス人ですが、ブロンソンのキャラクターの活かし方をよく知っている人でした。フィルム・ノワールだけでなく、ルネ・クレマンという既に世界の映画界で名声を確立した監督に主役として起用され、成功したことで、ブロンソンの評価も定着したといっていいんでしょう。
プログラムの中のブロンソンの紹介ページです。
もやは堂々のスターです。ヒロインは、表紙にも登場している当時は若手の新進女優、マルレーヌ・ジョベールでした。
そばかすだらけですが、可愛い女優さんでした。フランス映画で、監督、脚本、共演者に恵まれました。この映画には、ブロンソン夫人のジル・アイアランドも出ています。
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