マイケル・クライトン原作、ロバート・ワイズ監督の「アンドロメダ...」

 マイケル・クライトンの小説はいくつも映画になっているが、これも、そのひとつ。1971年(昭和46年)製作・公開のロバート・ワイズ監督の作品...

 米国の田舎町に落下した衛星に地球外の未知の病原体が付着していたため、付近の住民たちは死に絶えるのだが、ただ赤ん坊と酔っ払いの老人だけが生き残っていたというところから始まる近未来SF映画クライトンが得意な医療科学モノともいえる。出演陣は、こんな顔ぶれ...

 超地味。実力派の脇役陣を揃えたノー・スター映画。でも、それがかえってドキュメンタリーのような臨場感を出していた。完全隔離病棟など、それっぽい雰囲気でリアルだった。ドキュメンタリータッチのSF映画としては上位に入る作品だと思う。裏表紙はこちら...

 まあ、普通です。地味目の映画だと思うけど、SF近未来映画のスタンダードにはなっているようで、しっかりDVDになっています。

アンドロメダ・・・ [DVD]

アンドロメダ・・・ [DVD]

 マイケル・クライトンの原作はこちら... こちらには「アンドロメダ」の後に「病原体」が付きます。
 ちなみに、ややこしいことに「アンドロメダ」という似たタイトルの別の原作のテレビ・シリーズがあって、そちらのDVDと混同しやすいので、注意が必要です。