松本幸四郎が市川染五郎時代の「ラ・マンチャの男」。アルドンサは草笛光子
先日もNHKでドキュメンターが放映されいましたが*1、松本幸四郎さんの「ラ・マンチャの男」が上演1200回を超えました。すごい記録ですが、その「ラ・マンチャの男」のプログラムです。
1973年(昭和48年)10月4日〜28日。場所は帝劇ではなく、日生劇場です。キャストは、こんな感じです。
松本幸四郎さん、まだ市川染五郎でした。今回の公演で、松たか子さんが演じているアルドンサは、草笛光子さん。時代ですねえ。サンチョが小鹿敦さん、牢名主と宿屋の主人が加藤武さん、カラスコ博士が井上孝雄さん、神父が友竹正則さんですから、昭和を知っている人ならば、ええっ、あの人も出ていたの、という豪華な顔ぶれです。
まずは楽曲の紹介です。
「ラ・マンチャの男」といえば、「見果てぬ夢」ですが、「ドルシネア」とか、「小鳥よ小鳥」(Little Bird, Little Bird)も美しい曲です。
そして、主役紹介...。
市川染五郎さん、まだ31歳です。現在の7代目染五郎さんは39歳ですから、随分、若かったんですねえ。で、伝説となっている1970年(昭和45年)のブロードウェイ公演の舞台写真も収録されています。
28歳の時の挑戦だったんですねえ。アグレッシブな人です。パイオニアですね。
で、稽古場のスナップ。
皆さん、若いです。
最後に、このプログラムにチケットが残っていたので、そちらも。
マチネの切符でした。
さて、「ラ・マンチャの男」、舞台のDVDは見つかりませんでしたが、1000回上演記念の写真集があったようです。
『ラ・マンチャの男』1000回公演記念写真集“見果てぬ夢”を抱いて
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ブロードウェイのオリジナル・キャスト版のCDは出ています。
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映画では、ピーター・オトゥールがドン・キホーテを演じていました。アルドンサは何と、ソフィア・ローレン。今だと、ペネロペ・クルスあたりがキャスティングされるんでしょうか。
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*1:我は勇みて行かん〜松本幸四郎“ラ・マンチャの男”に夢を追って - NHKネットクラブ => http://bit.ly/PXsN3F