ナタリー・ドロン、ルノー・ベルレーの「個人教授」

 「年上の女性が10代の男の子に “恋”の手ほどき 」的映画の走りとなるフランス映画。1968年(昭和43年)の製作。

 ナタリー・ドロンはアラン・ドロンの夫人だった人。ルノー・ベルレーもこの映画で当時、人気を集め、ちょっとしたアイドルだった。この年上の女性を後ろから見ている若者という構図はこれ以降、パターンのひとつになっている。で、裏は、こんな感じ。

 で、「個人教授」的な物語は、世界中の映画、テレビに数多くの亜流を生み出した。タイトルが「個人教授」と、そのものずばりで、意味深なところも、この映画が源流となる所以かも。

 そんなわけで、恋愛映画のクラシックとして当然、DVDにもなっている。

個人教授 [DVD]

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