村山知義演出、新協劇団の昭和13年演出作品「デッド・エンド」
発掘資料を久しぶりに引っ掻き回していたら、面白いものを見つけました。
保存状態が悪かったので、かなり劣化していますが、新協劇団の昭和13年(1938年)3月公演「デッド・エンド」のプログラムの表紙です。A4の紙を二つ折りした簡単なものですが、注目は「村山知義演出作品」とあることです。ご存知の人はご存知だったんでしょうが、村山知義は前衛芸術家、特にコラージュ作品とイメージが強かったもので、演出までしていたとは知りませんでした。まあ、前衛芸術家の場合、あらゆる表現形態を追求するので、演劇の世界に進出しても不思議ではありませんが。
舞台は伝説の劇場、築地小劇場。演劇史は疎いので、新協劇団については知らなかったのですが、ウィキペディアなどを見ますと、こちらも伝説的存在であったようです*1。それは表紙を開いて、出演者の一覧を見ると、わかります。
続きを読むチラシ、プログラムのデジタル化から3年。プログラムやチラシのスキャンに使うマシンも変わってきました
家の納戸の奥から発掘された映画のチラシやらプログラムを2012年4月からボチボチとスキャンしてデジタル保存し始めたのですが、当時使っていたのは、ScanSnap S300MとEPSON PX-1600Fでした。しかし、あれから3年。道具も変わりました。
映画のチラシには、こちらを使っています。
FUJITSU ScanSnap iX500 FI-IX500
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映画のプログラムなど綴じられているものはこちら(ページをばらして、完全デジタル化・紙廃棄は考えていないので)
富士通 スキャナー ScanSnap SV600 (A3/片面)
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どちらもScanSnap。速くて便利です。そして楽です。映画のプログラムの場合は、透明なアクリル板でページを固定しています。ScanSnap SV600専用の「ブックプレッサー」は高かったので、普通の透明なアクリル板を使っていますが、特に支障はありません。こだわる人はこだわるのでしょうが、そこまで、こだわりはないので。
というわけで、今回はチラシやプログラムと関係ない番外編でした。