フィルムアート社主催「ゴダールの軌跡」ーー「小さな兵隊」から「東風」まで

 フィルムアート社が新宿・紀伊国屋ホールで開いた「ゴダールの軌跡」のチラシ。副題に「疾走を続けるジャン=リュック・ゴダール監督の軌跡をたどる連続上映」とあるように、ゴダール映画の連続上映企画。

 右にある「季刊フィルム」の広告を見ると、第12号が発売予定となっているから、日時にある6月は1972年(昭和47年)のことと思われる。上映作品は、こんなラインナップ。

 「勝手にしやがれ」も「気狂いピエロ」も「軽蔑」もなく、政治性の強い作品のランナップともいえる。そこに70年代という「政治の季節」の革命的気分が反映しているのかもしれない。

 で、この上映企画をいま、家庭で再現しようとすると...

★小さな兵隊 - Wikipedia => http://bit.ly/IGLkh7

小さな兵隊 [DVD]

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アルファヴィル - Wikipedia => http://bit.ly/HSEQaQ

アルファヴィル [DVD]

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★中国女 (映画) - Wikipedia => http://bit.ly/IGLHZb

中国女 完全版 [DVD]

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★ウイークエンド - Wikipedia => http://bit.ly/HSF6qc

ウイークエンド [ブルーレイ] [Blu-ray]

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★東風 (映画) - Wikipedia => http://bit.ly/IGMhpS

東風 [ブルーレイ] [Blu-ray]

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 ゴダールの映画は、既に絶版になっているものあるようだが、DVDになっているものが多い。ブルーレイさえある。で、この5作品を見ると、「小さな兵隊」「アルファヴィル」はアンナ・カリーナ時代。「中国女」以降は、アンヌ・ヴィアゼムスキー時代ということになる。

ゴダール、わがアンナ・カリーナ時代

ゴダール、わがアンナ・カリーナ時代