ゴダールの「プラウダ(真実)」「ブリティッシュ・サウンズ」チケットと字幕の手引き
1971年(昭和46年)11月3日から12月14日まで新宿「アンダーグラウンド蠍座」で開催された「ゴダール・マニフェスト」企画の「プラウダ(真実)」「ブリティッシュ・サウンズ」の映画チケットが出てきた*1。
手作り感覚のチケットですが、イラストがオシャレですね。で、この映画に関連して、こんな珍品も。
「ブリティッシュ・サウンズ」の英語字幕に日本語の翻訳が入っていなかったので、その訳をプリントして紙で配っていたらしい。親切だなあ。というか、よく手間かけて、やっているなあ。で、文末を見ると、「原点は毛沢東選集第4巻「重慶交渉について」の一節」とある。当時、西側の左派インテリは、文化大革命にポジティブなイメージが持っていたわけだけど、ゴダールも毛沢東主義に傾倒していた時代の映画なんだな、きっと。
*1:映画のチラシは、こちらのエントリー => http://bit.ly/HSBSDn